著者:林信行
発売元:日経BP社

なんだかなぁ~

というのは買う前から思っていた感想ですけれど、読み終わったらまさにその通りの感想を持ちました。

iPadの登場が革命なら、iMacが出たときがイエス誕生で、Win95ブームはビックバンに匹敵するよ。


それにiPad的なモノを最初に開発したアップルはすごいって話しだけれど、それだけでアップルがすべてのメーカからみて優位である証拠にはならないと思うのよ

だいたいそれでいったら、マイクロソフトはいまだに圧倒的に優位なはずだし、IBMはマイクロソフトに負けてないわけだし。

で、iPhoneとiPadのすごいことはキーボードとマウスをなくしたことと、HTML5に完全準拠している端末1位ということでしょう。

iMacがフロッピーをなくした以上のことになると思うよ。

One to Oneマーケティングとか、詳細なログ解析とか、電子書籍とか、オンラインゲームって、べつにiPhone/iPadがうまれたことで誕生したモノじゃないのだし。

ゲームメーカーが次々参入してくるのは、ゲーム機として考えてもシェアが高いからであって、iPadのスペックがゲーム機としてすごいカラじゃないわけで。

ということをいろいろ教えてくれる反面教師的な本ですなw
iPadショック iPhoneが切り拓き、iPadが育てる新しいビジネス/林 信行
¥1,680
Amazon.co.jp


タイトル:iPadショック
著者:林信行
発売元:日経BP社

おすすめ度:(反面教師的に)